会長挨拶

吉田 謙一郎会長の写真

第9代獨協医学会会長
(学校法人獨協学園 理事長/獨協医科大学学長)

吉田 謙一郎

獨協医学会会員の皆様には平素より本学会の運営に多大なるご協力を賜り、厚くお礼申し上げます。

獨協医科大学は1973(昭和48)年4月に開学され、令和5年には創立50周年を迎えます。獨協医学会は開学と同時に本学学長を会長として創立されました。本会の発展にご尽力くださいました初代会長の故 石橋長英先生をはじめ、故 磯田仙三郎先生、故 清水文彦先生、故 吉村正治先生、故 原田 尚先生、大森健一先生、寺野 彰先生、稲葉憲之先生に対し衷心より感謝するとともに、第9代獨協医学会会長として本会の円滑な運営を図り、これまでの歴史と伝統を大切にしつつ、今後さらなる学術的業績の向上と発展を遂げることを目標に邁進する所存であります。

本会は、医学・医療の進歩を図ることを目的として創立されており、主な活動内容は毎年12月に開催される獨協医学会学術集会および機関紙である『Dokkyo Journal of Medical Science』の発刊であります。今年で48回目の開催となる獨協医学会学術集会での一般演題発表は、学内における研究発表の場として毎年行われており、学内の教員・医師の方々、医療従事者、病院関係者、学生諸君はもとより学外の会員の皆様にとっても大変有益なものであると認識しております。本会学術集会の『特別講演』では著名な講師の先生をお迎えして講演会を開催することにより、学内外の医学・医療の進歩、そして本学における研究活動の活性化に大きく寄与しております。また本会機関誌は1974(昭和49)年10月に第1巻・第1号が英文誌として発刊されて以来、今日に至るまで途切れることなく発刊されてきております。皆様には今後とも積極的な学会へのご参加、学術論文の投稿にご協力いただけますよう、切にお願い申し上げ、会長挨拶といたします。

運営委員長挨拶

獨協医学会運営委員長

矢澤 卓也

獨協医学会会員の皆様には本学会の運営に多大なるご理解とご協力を賜り、深く感謝申し上げます。このたび獨協医学会では私設ホームページを立ち上げることになりました。獨協医学会はこれまでの紙ベースでの運営からインターネットを駆使した運営に変化いたします。ここではその経緯について少々ご説明させていただきます。

本年はCOVID-19の世界的流行とともに始まり、我が国においてもこれまでの行動様式を大きく変える必要が生じ、毎年開催している獨協医学会学術集会もこれまでの形式では行えない状況となっております。このような困難な状況の中、学会活動のアクティビティをできるだけ低下させないようにすべく、本年度の獨協医学会はウェブ開催とすることを決定いたしました(特別講演は次年度に延期とさせていただきました)。また現在のCOVID-19の蔓延状況を考えると、我々は今後も人との接触を回避しながら情報交換できるツールとして、インターネットを利用した新しい生活スタイルに慣れていく必要に迫られることになるでしょう。このような状況の中、運営委員会としてはピンチをチャンスとして捉え、ホームページを立ち上げることにより、インターネットを通じて会員の皆様とスピード感を持った情報交換を行っていくべきではないかと考えるに至ったわけであります。

ホームページ立ち上げに際し、取り急ぎ必要な情報を掲載いたしましたが、まだまだ不十分な箇所や、学内学外の会員の皆様のご要望もあろうかと思います。ぜひともご意見を学会事務局までお寄せいただければと思います。

獨協医学会の発展のため、今後とも温かいご指導を賜りますれば幸甚に存じます。なにとぞよろしくお願い申し上げます。